噛む犬のしつけ方 犬が噛む原因とすぐにできる対処法

トイレのしつけの他に悩むのが、人や物を噛んでしまう事でしょうか。
自分が噛まれるならまだしも、他人を噛んだら大変です。
犬が噛む原因と簡単にできる噛み癖の治し方を紹介します。

犬が噛む理由は?

飼い犬が飼い主を噛むというのは、主に犬が飼い主より自分の方が上だと思っているからです。e8edd74d720c4e04d7bc2502ad8172b8_s
つまり主従関係が崩れているのです。

オオカミを祖先にもつ犬の社会も縦社会。
家族の中でも犬は自分がどの順位にいるのか意識しています。

犬の社会では噛むことは順位を決める行動です。
順位が上の犬が下の犬を噛むことがあっても、逆はありえません。

だから人間の方がしっかり犬をリードして、主従関係をつくるのが大切です。

子犬の時の甘噛みの理由は?

子犬の頃は、とりあえずいろんな物を噛んでみて遊びながら学習していくものです。
生後4か月頃の丁度歯が生え変わる時期になると、ムズムズして気持ち悪いので噛んでしまうということもあります。

その時に可愛らしいからつい手を差し出して甘噛みさせて相手をしてしまうのですが、甘噛みを放っておくと成犬になっても噛むので危険です。
甘噛みから本気噛みになってしまいます。

犬にとっての甘噛みの意味は「順位付け」です。
噛む側が上で、噛まれる側が下。
つまり犬は自由に甘噛みさせてくれる人間の事は自分より下の順位にいると考えているのです。

子犬の時の甘噛みのしつけ方

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噛み始めたら、すぐに「ダメ!」と声をかけ、おもちゃやガムなどを出してそちらに興味を移します。
飼い主の手ではなくおもちゃを噛んで遊んだら褒めるようにしましょう。

無視
手を甘噛みされたら、すぐ遊ぶのをやめてその場を一旦離れます。
甘噛みを完全に無視します。
繰り返す内に、犬は噛むと遊んでもらえなくなると覚えて、甘噛みをやめるようになります。

お腹を上にして抱っこ
また手を噛んできたら、赤ちゃんのようにお腹を上にして抱っこしてあげるのも効果的です。
お腹を見せるというのは服従のポーズなので、遊びながら正しい上下関係が築けます。

抱っこしながら、お腹を撫でてあげるとさらに飼い主が上というのを認識させることができます。
抱っこを嫌がらなくなったら…
毎日少しずつ、お腹だけでなく耳、足、口元、おしりまわりなど全身撫でても大丈夫な位にしておくと良いです。
病院に行って診察を受ける時も触られても嫌がらず、人間も犬も診察が楽になりますよ。

成犬の噛み癖の治し方

まず噛みだしたらはっきり「ダメ!」
噛まれたらすぐに「ダメ!」「痛い!」など大袈裟に犬に飼い主が嫌がっていることを伝えます

大き目、低めの声ではっきりと言うことがポイントです。
声を荒げたりせず、あくまでも冷静に。

また女性に多いのですが、可愛らしい優しい声で「ダメよ~」と言っても、犬は遊んでくれていると勘違いし怒られてるとは思わないことが多いです。
女性も低い力強い声で頑張って注意してみてください。

またダメと注意する時に、手を振りかざしたりすると犬によっては恐怖心が増してますます噛むようになることもあります。
あくまでも声だけで。

エサの時「まて」「よし」ができるようにするfd14d5b6c48362f5e0c27dba6dac15c9_s
エサの時に飼い主の言うことを聞かず、すぐに食べていませんか。

犬はエサをくれて食べても良いと指示する人がリーダーだと認識します。
犬の社会では先にエサを食べてから、下の者に食べてもいいと許可するのはリーダーだからです。

「まて」でしっかり目の前のエサを我慢し、「よし」で食べるというルールはとても大切です。
これがきちんとできるようになると、上下関係がはっきりするので、噛むこともなくなります。

上手くいかない場合は、リードを使います。
リードをつけて、一口分のエサかおやつを床に置いて、すぐ食べようとしたらリードを引きます。
エサが食べられない犬はどうしたらいいのか飼い主さんの顔を見てくるので、目があったら「まて」と声をかけます。
しばらくじっと待つことができたら、「よし」の声をかけエサを食べさせます。

食事は必ず飼い主さんが先にする
犬の社会ではリーダーが先に食事をします。547766

帰宅してから犬がお腹がすいてそうだから、とかエサを欲しがって吠えてくるからと先にエサをあげていませんか。

犬の方が先の食事を続けていると、犬は自分がリーダーだと勘違いしてしまいます。
主従関係が崩れるので、飼い主さんを噛むということにつながります。

必ず飼い主さんの食事が終わってから犬にエサをあげるを守ってください。

マズルコントロール
きちんとした主従関係を作るにはマズルコントロールが効果的です。
犬の背後に膝をついて座り犬を足に挟んで、しっかり動かないよう抱きかかえます。
片手でマズル(犬の口)を下から持って、すぐに離して褒めます。

最初は嫌がると思いますが、毎日少しづつ続けます。
慣れてきたら、マズルを上下左右に動かしたりして、必ず褒めます。

大型犬の場合は、飼い主さんが椅子に座って、犬を後ろから足に挟むようにして犬を動かないようにするといいでしょう。
必ず褒めて、少しずつ慣れさせるようにしてください。
頑固な犬には知らない場所でしつけを
噛み癖を治そうと家の中でやってもなかなか効果がでない時は、犬が知らない場所(離れた公園やよその家など)で行うのも効果的です。
家の中や散歩で行くようなよく知っている場所は、犬にとっては守るべきテリトリー。
犬は自分のテリトリーでは強気でしつけに対しても抵抗しがち。
でも自分のテリトリー外の知らない場所だと、少し弱気になるのでしつけのチャンスなのです。

★しつけをするときの注意!
笑いながら注意したり、叱った後すぐに遊びの相手になったりして犬を構うのはやめましょう。
また逆に叩いたりするのは持ってのほかです。
信頼関係が崩れますし、犬は飼い主に対して恐怖心が増してますます噛むようになります。

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